秋、目白庭園よそおう。
夜半まで降っていた雨が上がり、暖かな朝の陽射し。
濡れたもみじのが深い色。
[こんこんさまに さしあげそうろう]
山の動物たちの食べ物がなくなる真冬。大寒の日の[のせぎょう]という年中行事を題材に昔の人たちの知恵や優しさを書いた絵本。
飛川さんの心暖かな読みで、ほっこり和んだひとときでした。
飛川さんはもう一冊、
[だいじょうぶ だいじょうぶ]を読みました。
小野さんが読んだのは、[モチモチの木]
幼い豆太とやさしいじいさまのお話や滝平二郎の切り絵に癒されました。
今回、みなさんと心を通わせる時間をたっぷりとれたのは嬉しいことでした。
お一人がそっと小さな声で、
「聞かせていただくだけではなく
参加してみたいな」
と、おっしゃったのです。
それで次回から「読んでみたいな」と思っていらっしゃるかたがおいでになったら、お読みいただこうということになりました。(お一人かお二人ぐらいの時間しかとれませんけれどね)楽しい時間になりそうです。
12月。冬きたるころ。
「絵本広場」、[冬木立・霜囲い の 目白庭園]で
柔らかな時をお過ごしにいらしてください。
次回は12月16日(水)10;30~12:00
どうぞ お出かけくださいませ。お待ちいたしております。
飛川 淑・小野美也子