皆さま こんにちは(^-^)
全国につながるお便りのバトン!
福島県からバトンを受け取ったのは、三重県在住の第5期絵本よみきかせマイスター®木部直美です。
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この夏の三重県は40度近い猛烈な暑さが続きました。
肌に触れるあらゆるものをお洗濯し、気分だけはさっぱり涼しく(^-^)。
皆さまは、この猛暑をどのようにお過ごしになられましたか。
ご近所さんとお決まりのご挨拶は「あっついねえ」「もう暑くてかなわんわ」
私の住む地域には方言があります。
距離は名古屋に近いのですが、大阪と京都の言葉が入り交じった三重弁を話します。
少しご紹介しますと…
暑いは「あっつい」、困るは「かなわん」、駄目は「あかん」、混雑するは「つんどる」。
そして、日にちの数え方は標準語とは一日ずれて「あした、あさって、ささって、しあさって」。
今年の春、私は関東から地元の三重県へ引っ越しをしました。
関東に住んでいた頃、ママ友と出身地の話題で「三重弁の会話を聞かせて」とリクエストされ、私は満面の笑みで三重弁初披露となったわけですが・・・
見事!期待を裏切り なんちゃって三重弁しか話せず失笑( ;∀;)
この失笑事件の後「うどんのうーやん(岡田よしたか:作 ブロンズ新社)」の読み聞かせをする機会がありました。関西弁のイントネーションを真似するだけでテンションが上がりとても盛り上がったことを覚えています。
しばらくして、私の口から自然と三重弁が出てくる絵本で読み聞かせを楽しめたらと思い、探してみることにしました。
NHK青山講座、お話し会でたくさんの絵本に触れてきましたが、やっと巡り合えたのが
「ふくびき(くすのきしげのり:作 狩野富貴子:絵 小学館」です。
※クリスマスプレゼントをお母さんにプレゼントしようと、幼いきょうだいの心温まるお話しです。
そのままの私の声と方言とテンポがぴったり合い、読むだけで心地良く、幼い頃の私が動いているように見えるのです。
♪絵本と方言と私の良いところのコラボレーション♪
とても優しい気持ちになれる一冊です。
全国各地にはさまざまな方言があります。
絵本で地元の空気を味わいながら、読み聞かせの新しいドアを開けてみませんか。
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これからも全国のマイスター®、セラピスト®の皆さまの活動の様子、絵本と日常生活に関わる楽しいお便りを、心よりお待ちしておりま~す(^o^)/
「ふくびき」
くすのき しげのり /作
狩野 富貴子 /絵
小学館
※出版社さまより、写真の掲載ご了承いただいております。
(記事作成者:絵本よみきかせマイスター®︎K )